今日気が付いたような気がします。
自分は目に見えるものよりも目に見えないものの方が好きなんだろうなって。
形としてモノとして残るもの。手に触れられて、容易に消え去らないもの。ではなくて、
形には見えなくて手を触れる事も出来ない、もしかしたら簡単に忘れられてしまうようなモノ。
が好きなんだろうなって。
実際に自分が何かをして成果として何かを作り上げるとき、それが目に見えるモノだった場合に、後々までそれが残ってしまう事とか、そのモノが確実にあるからこそ代替可能になってしまう事。そういったことが怖いんじゃないかなとも思ったのです。ほぼ確実に、何年か経ったときには時代遅れになっている訳だし、劣化しているというのもあるかも。でも、映画とかってそれはそれで形に残るか・・・。あ、でもその人の中では見直さない限り記憶の中にしか残らないのか。
何年後かにその時のことを思い出したとき、良くも悪くも記憶が曖昧で、美化されたりしてその人の中で一つの思い出になったりしていて、物質的なものよりももっと強く深いところでその人に影響を与えられるようなものが作れたらなーなんて思ったのでした。
もちろん悪い方向に記憶が書き換えられてしまう事もあるだろうけど、それはそれでしょうがない。
目に見えない曖昧なものだからこそ、共有されやすいし、美化されやすいし、逆に記憶に残るとも言えるんじゃないだろうか。それが本来の形でなくなっていたとしても。忘れ去られたとしても、また新しく何かで上塗りは出来るのだし。あれ、それじゃ意味無いか?
音楽とか映画とか、旅行とか・・・あまり例は浮かばないけど、そんなような気がしたのです。
食事もある種そういうものかな。うーん、よく分からないですけど。
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