まだ半分かーって思ってたら後ろ半分が英訳だったので案外一瞬で読み終わってしまいましたが、内容はとても面白かったです。はい。
テーマとして、白という色を”無”色として扱うだけでなく可能性にあふれた”コンセプト”として捕らえるといった感じ。それに日本の伝統文化とか信仰とかを絡ませてもあって面白かった。
で、その中で取り上げられてたのが伊勢神宮の式年造替。伊勢神宮は20年に一回全ての建物を壊して造り替えるんだそうで、しかもそのときに使う図面は毎回新しく書き直すらしいんです。記憶と口承を頼りにその時々の技術や文化を取り入れて生まれ変わりながら続いていく伊勢神宮。なんだか非常に面白いです。
「松林図」 長谷川等伯作 |
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