お目当ては(招待券をいただいていた!)世界報道写真展とジョセフ・クーデルカ展でございます。いやはや、どちらもなかなかに強烈でございました。報道写真ってだけあって、単純に結構血が写ってたり生々しくてキツイ人にはキツイかな?って感じで。とはいえもちろんそういう強烈さだけではなくて、その一瞬のシーンに切り取られた人々・出来事と、それを切り取った写真家。みたいな構図が凄くグサグサきてズキュンズキュンって感じだったのでした。
要するに、凄いってこと。でいいのかな・・・?
あ、あともう一つよかったのはアイルランドの写真が数枚あったことですね。毎年開かれるフェア(馬市)の様子を撮った写真だったのですが、おめかししてる(なぜか浅黒くて肥満体系で露出度高めのよくいる)アイリッシュの少女達とか、かわいらしいおばちゃん達とか、1年弱しかいなかったけど少しは第二の故郷的に思ってていいのかな?って感じでした。へへ。
そして、もう一つの目当てだったのがジョセフ・クーデルカの写真。
68年にソ連軍のプラハ侵攻を取材。命がけでフィルムを西側に持ち出し、困難な状況下、緊張感あふれる作品を発表。世界中に衝撃を与えた。っていうチェコ(スロバキア)人の写真家さんなのです。 こちらも凄かった。
プラハも一度行ったことがあって、ヴァーツラフ広場だか自由なんちゃらだとかあったなーっていうのを思い出していたんですが、そういう場所でこんなことが本当にあったんだって思うとなんか背筋がゾクゾクっていう感じでした。あの情勢の中、彼が収めたフィルムは現代の自分みたいなヤツにも何かを感じさせるようで、写真って凄いのかもって改めて思ったり。
報道写真って独特ですよね。
ゆっくり時間をかけて構図を練ってる暇なんてないし、そもそもニュースの一部として機能することが一種の前提な訳だし、ただの芸術写真なんて言ってらんないっていうかなんというか。
でももちろんそこにも芸術性はあるし、だからこそ強い報道写真になり得る訳だし。
なんて事を思ったりしていた深夜1時なのでした。ふー、今日も疲れた。
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