竹橋の東京国立近代美術館へポロック展を観にいきました。
この美術館、名前が紛らわしいですよね。現代じゃなくて近代で、東京都じゃなくて東京。
というわけで、ポロック、いっぱいありました。
でも、前にここで開催されていたクレーに比べると少なかったかな?という印象。
ポロックと聞いて思い浮かべるポウリング(垂らしたやつ)の作品ももちろんありましたが、それよりも印象的だったのが初期に彼が描いた作品。もうね、どーんよりなの。暗い。
普通に生きて普通に過ごしてたらやっぱり芸術家にはなれないのかななんて思いました。
あ、テヘランからやってきた200億円の作品が一応目玉みたいでしたが、さすがにそれはもう圧倒的な存在感でした。俺がポロックだ!みたいな。はい。
ひとつ思ったのは、ポロックの絵は欲しくないなということでした。
基本的に絵を見るときは欲しいか/欲しくないかっていうのを個人的にひとつの基準としているんですが、彼の絵は、(もし買えたとしても)家にあると気が滅入りそうでやだな。って。
もちろんパステルカラーの素敵な幸せ感あふれる絵が素晴らしいとは言いませんけど、暗い絵の中でもなんとなく個人的にはあまり欲しくない感じでした。カッコいいので、iPhoneのケースとかには合うかもしれないと思ったけど。
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