4/29/2013

Trip to Provence: Best holiday-ish stay

思い出したように、旅行の続きを書いておこうかな。パリの後はいよいよプロバンスへ。
プロバンスと言えば、”ザ・バカンス!”っていうイメージでしたが、温暖な南仏と言えども冬〜初春にかけてはやはり寒いので、それほど人もいないし、街路樹も生い茂ってはいないし、全ての店がフルタイムで営業しているわけではありません。

泊まったホテルの向かい。いい色。

しかしながら、されどプロバンス。独特の雰囲気はさすがだし、食べ物は何を食べても美味しいし、治安のと人の優しさはパリとは比べ物にならないし…いい街でした。
泊まったのはエクサンプロバンスという街でしたが、数日の間に北(アヴィニョン)と南(マルセイユ)に足を伸ばしてみました。特にアヴィニョンはおすすめです。


教皇庁とかアヴィニョンの橋とかで有名な城壁に囲まれた街。街並みはエクサンプロバンスに比べるとどっしりとしていて重厚感が有りますが、城壁の中は細い路地が入り組んでいてとても素敵な可愛らしい一面もある魅力的なところでした。
ツアーの発着地としても設定されていることが多いので、エクサンプロバンスではなくアヴィニョンに泊まる人のほうが多いのかな?とも思います。

道は細くなったり、分かれたり、、気づけば迷子。

ふらっと入ったカフェも素敵でした(逆光)

メインストリートはキレイに舗装されていました

と思いきや、突然目の前に教皇庁!

でかい!デカイ!石畳が歩きづらい!!

教皇庁の裏に出ると、有名なアヴィニョンの橋が

 小高い丘から街を一望。怪しい雲行き。

そんなこんなで、思いの外楽しめたアヴィニョン日帰り観光でした。
教皇庁にも橋にも特に思い入れがあるわけではないので入場こそしませんでしたが、外から見るだけでも気分的には十分かも?少なくとも自分には十分でした。
エクサンプロバンスから行く場合の注意点としては、バスの本数が結構少ないこと。
帰りのバス時刻を考えておかないと、結構遠い道のりをタクシーに乗るハメに??


ここからは再びエクサンプロバンス。雑貨、食品などなどのマーケットがいくつも街なかで開催されていることでも有名なようで、滞在した日も毎日何かしらのマーケットが開いていました。大通りの並木道も午前中はホコ天になって屋台が立ち並びます↑


日が差してすこしづつプロバンスらしい陽気になって参りました。こちらは食品市場↑
地元産の果物や野菜、惣菜などが並びます。見ているだけでも色とりどりで愉快!


アヴィニョンに負けず劣らず道が入り組んでいるエクサンプロバンス。
ふと脇道に反れると、グネグネまがった道に迷い込んでしまいます。美しい。


セザンヌの生まれ故郷としても有名なエクサンプロバンスですが、このカフェ↑は若き日のセザンヌがゾラと共によく訪れたと言われる由緒正しいお店。
フルーツパフェ?などは結構な観光地価格でしたが、エスプレッソなんかは他の店と変わらぬ良心的値段設定で安心して楽しめます。内装もこの通り素晴らしかった。


個人的にエクサンプロバンスのハイライトの一つとも言える、Chez Feraudでのランチ。
パリでお世話になったホステスさんにおすすめしてもらったレストランでしたが、地元でとれた新鮮な食材を生かした見たこともない美しい(+もちろん美味しい!)料理に感動致しました。ランチだと22ユーロで充実したコースが頂けるのも素晴らしいです。


翌日は地中海に面した漁港町マルセイユへ行って参りました。駅前の有名な階段↑
マルセイユへは、特に理由があって行きたかったわけではないのですが、せっかくだし地中海観てみたいなぁくらいの気持ちでバスに乗ってきてしまいました。


着いて早々感じたのは、移民が多いということ。というか、多すぎる…怖い。。。
選んだルートが悪かったこともありますが、治安の良いエクサンプロバンスに慣れきっていたせいか、ちょっと引くぐらい怖かったです。
パリに比べても白人が少なすぎるし、距離的に近いからか北アフリカ系とおもわれる人々や東南アジア系の人々しか見当たらないストリートなどもあり、スリル満点でした…


例のホステスさんから、美味しいお店とか穴場の観光地とかを教えてもらっていたのですが、あまりにビビりすぎて何もせず港まで行ってすぐに折り返すというこれまででも最短の滞在時間を記録するという不思議な体験になりました。港はキレイでした…。

という訳で、マルセイユはよく分かりませんでしたが、プロバンスは大体どこも素敵ないい街ということでいいのではないでしょうか。アヴィニョンの方が観光資源は多いと思いますが、今回自分がしたように、アパート形式のホテルに泊まってマーケットで買った食材で自炊したりしちゃって数日ゆっくりするのにはエクサンプロバンスの方が落ち着いてていいかな?という感想を持ちました。で、たまにはとびっきり美味しい外食も!

プロバンスの後は慣れ親しんだ?ロンドンへ向かったのでした。そろそろ旅の締め。
最後に訪れてからちょうど2年ぶりのロンドンは、如何に…乞うご期待。

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Maira Gall