しかし学生時代のように毎朝ゆっくりと時間を使って珈琲を入れるというわけにもいかなくなってきたのが現実でございまして、結果的に使用頻度は週末の数回のみという実情。
で、そうすると1回の(気分的な)濃度が上がりまして、そうすると「クレマ、欲しいな」なんてことをやはり思っちゃったりするんですよね。
で、ご存じの方も多いと思われるBialetti Mokaの兄弟分
Brikka(ブリッカ)を買おうかなーとも考えたのですが、これが如何せん少しお高いので迷うのです。Mokaの2倍…。
で、そんなことを考えながら新宿を歩いていた私の目に飛び込んできたのがこのCrem!
「クレム??もしかして、クレマ!!!?」とビックリしたのもそのはず、Brikkaは知っていたもののこのCremなんてのは聞いたこともなく、しかも高くない…お手頃…。
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新宿某所にて¥4,725也… |
調べてみると、Brikkaは圧力弁を使って実際に高圧力を加えることで本来クレマ(泡)が出来るのとほぼおなじ原理で擬似クレマを作り出すものということなのですが、このCremが作るのは抽出後に擬似クレマを作る専用の内蔵ネットのようなもので泡を主導であとづけするという原理のようなのです。ここで気づいた。あれ…なんか違う。
確かに、豆の新鮮さとエスプレッソの美味しさを体現するクレマという不思議な泡が欲しいのは事実なのですが、その為にわざわざあとづけでしこしこ泡をつくるのは違う…。
そう、Brikkaが良いのは、擬似クレマが出来るだけでなくて、Mokaに比べて若干ではあるものの高い圧力を加える事に寄って更に濃厚な味の珈琲が抽出できるという事なのです。
泡もだけど、味が良いのがBrikkaの魅力(Amazon談)。それに比べてCremは…?
と、いうわけでCremの購入は一旦先延ばしとさせていただきました。
しかし、なんかそういう気分になった私は「でもクレマ欲しいよね…」と思ったので、無理やり「あとづけ」で作ってみたのでした。それがこれ↓
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かなり粗い泡では有りますが… |
どうです?一応クレマらしきもの出来てますよね??見た目的には合格では??
さっきといってることが違うよ!と思われても仕方がありませんが、やっぱりあとづけでも何でもないよりはあった方がいいですね、クレマ。でも大事なのは無料ってこと!
方法は、Mokaでいつもどおり抽出を始めて、、、
①カップにたっぷりの砂糖を盛っておく
②少しだけ抽出され始めた濃い部分をスプーンですくう→カップに投入
③ミルクフォーマーでこれでもかという程混ぜる。砂糖と混ぜる。
④抽出が完了したMokaからいつもどおりカップに注ぐ
これだけ。
泡の上から注ぐもよし、後載せでもよし結構いい感じに仕上がるはず。しかし擬似…。
のうしゅくされたエスプレッソが飲めるわけではないので注意ですが、案外この擬似クレマ長持ちするんです。飲み終わるくらいまでは残っている気がします。
時間さえあれば、一手間かけてこういう事するのも有りかなーと思います。気分的にね。
でも、本当はBrikka欲しいな…なんて(本当はエスプレッソマシン欲しいな…なんて)