しかもこの絶妙な時期、そう、アカデミー目前!という訳で映画見放題でございました。
で、あれもこれもと録画予約を入れまくっていたら気づくと35本もの映画がHDDに!
ここまで来てしまうと、やはりどれから観ればいいのかよく分からなくなり、結局そのままほったらかしになったりしてしまっていたわけですが、今回は観るよ!
で、早速今日観たのがミヒャエル・ハネケ監督作品「愛、アムール」でございます。
前回のアカデミーでは外国語映画賞に輝き、かつこの作品でハネケ監督は2作連続のパルムドール@カンヌ映画祭という偉業を達成した記念すべき映画。大注目でございました。
オスカーを手にするハネケ監督。 |
詳細レビューは恩師のブログで十分なので割愛しますが、たいへんよい映画でした…。
夫婦の形、というか愛の形というか。目をそらしたくなるようなシーンも多くあるハネケ監督らしい映画では有りましたが、映画の殆どが二人のアパルトマンの中で完結する地味な映画ではありますが、それがまた感動を誘う。
誰にでも起こり得る人生のワンシーン。人生はかくも長い。しかしなんと美しいことか。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、二人でやってきたこの部屋から二人で一緒に去っていく。なんといえない、最後のシーンに救われました。たいへんオススメです。
ちなみに、映画中で教え子として登場するピアニストのAlexandre Tharaudは本人だったりしますので、そこもファンには要チェックかもしれませんでございます。
Alexandre Tharaud
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