友人に買ってきてもらった、アボンドンスというお店のケーキを頂きました。
とても濃厚なチョコレートが幾層にも重なっていて…美味しすぎました!!
ご馳走様!\(-o-)/
Trip to Provence: Best holiday-ish stay
思い出したように、旅行の続きを書いておこうかな。パリの後はいよいよプロバンスへ。
プロバンスと言えば、”ザ・バカンス!”っていうイメージでしたが、温暖な南仏と言えども冬〜初春にかけてはやはり寒いので、それほど人もいないし、街路樹も生い茂ってはいないし、全ての店がフルタイムで営業しているわけではありません。
泊まったホテルの向かい。いい色。
しかしながら、されどプロバンス。独特の雰囲気はさすがだし、食べ物は何を食べても美味しいし、治安のと人の優しさはパリとは比べ物にならないし…いい街でした。
泊まったのはエクサンプロバンスという街でしたが、数日の間に北(アヴィニョン)と南(マルセイユ)に足を伸ばしてみました。特にアヴィニョンはおすすめです。
教皇庁とかアヴィニョンの橋とかで有名な城壁に囲まれた街。街並みはエクサンプロバンスに比べるとどっしりとしていて重厚感が有りますが、城壁の中は細い路地が入り組んでいてとても素敵な可愛らしい一面もある魅力的なところでした。
ツアーの発着地としても設定されていることが多いので、エクサンプロバンスではなくアヴィニョンに泊まる人のほうが多いのかな?とも思います。
道は細くなったり、分かれたり、、気づけば迷子。
ふらっと入ったカフェも素敵でした(逆光)
メインストリートはキレイに舗装されていました
と思いきや、突然目の前に教皇庁!
でかい!デカイ!石畳が歩きづらい!!
教皇庁の裏に出ると、有名なアヴィニョンの橋が
小高い丘から街を一望。怪しい雲行き。
教皇庁にも橋にも特に思い入れがあるわけではないので入場こそしませんでしたが、外から見るだけでも気分的には十分かも?少なくとも自分には十分でした。
エクサンプロバンスから行く場合の注意点としては、バスの本数が結構少ないこと。
帰りのバス時刻を考えておかないと、結構遠い道のりをタクシーに乗るハメに??
ここからは再びエクサンプロバンス。雑貨、食品などなどのマーケットがいくつも街なかで開催されていることでも有名なようで、滞在した日も毎日何かしらのマーケットが開いていました。大通りの並木道も午前中はホコ天になって屋台が立ち並びます↑
日が差してすこしづつプロバンスらしい陽気になって参りました。こちらは食品市場↑
地元産の果物や野菜、惣菜などが並びます。見ているだけでも色とりどりで愉快!
アヴィニョンに負けず劣らず道が入り組んでいるエクサンプロバンス。
ふと脇道に反れると、グネグネまがった道に迷い込んでしまいます。美しい。
セザンヌの生まれ故郷としても有名なエクサンプロバンスですが、このカフェ↑は若き日のセザンヌがゾラと共によく訪れたと言われる由緒正しいお店。
フルーツパフェ?などは結構な観光地価格でしたが、エスプレッソなんかは他の店と変わらぬ良心的値段設定で安心して楽しめます。内装もこの通り素晴らしかった。
個人的にエクサンプロバンスのハイライトの一つとも言える、Chez Feraudでのランチ。
パリでお世話になったホステスさんにおすすめしてもらったレストランでしたが、地元でとれた新鮮な食材を生かした見たこともない美しい(+もちろん美味しい!)料理に感動致しました。ランチだと22ユーロで充実したコースが頂けるのも素晴らしいです。
翌日は地中海に面した漁港町マルセイユへ行って参りました。駅前の有名な階段↑
マルセイユへは、特に理由があって行きたかったわけではないのですが、せっかくだし地中海観てみたいなぁくらいの気持ちでバスに乗ってきてしまいました。
着いて早々感じたのは、移民が多いということ。というか、多すぎる…怖い。。。
選んだルートが悪かったこともありますが、治安の良いエクサンプロバンスに慣れきっていたせいか、ちょっと引くぐらい怖かったです。
パリに比べても白人が少なすぎるし、距離的に近いからか北アフリカ系とおもわれる人々や東南アジア系の人々しか見当たらないストリートなどもあり、スリル満点でした…
例のホステスさんから、美味しいお店とか穴場の観光地とかを教えてもらっていたのですが、あまりにビビりすぎて何もせず港まで行ってすぐに折り返すというこれまででも最短の滞在時間を記録するという不思議な体験になりました。港はキレイでした…。
という訳で、マルセイユはよく分かりませんでしたが、プロバンスは大体どこも素敵ないい街ということでいいのではないでしょうか。アヴィニョンの方が観光資源は多いと思いますが、今回自分がしたように、アパート形式のホテルに泊まってマーケットで買った食材で自炊したりしちゃって数日ゆっくりするのにはエクサンプロバンスの方が落ち着いてていいかな?という感想を持ちました。で、たまにはとびっきり美味しい外食も!
プロバンスの後は慣れ親しんだ?ロンドンへ向かったのでした。そろそろ旅の締め。
最後に訪れてからちょうど2年ぶりのロンドンは、如何に…乞うご期待。
4/18/2013
Trip to Paris: The sightseeing city
思い出したように、3月の旅行のことを書いてみようかな。なんて。
行ったのは、パリ→エクサンプロバンス→ロンドンの順で三都市。エクサンプロバンスはその名から想像つくように、プロバンスの中心辺りに位置する小さな町です。
個人的には、「プロバンスの贈り物」をイメージして行きたくなったりしました。
で、ますはパリから。今回泊まった宿は全部"ホテル"では無くしました。というのも、前回パリに泊まった時に痛感したホテル代の高さ&割に合わなさがあったので。。
それでどんな所に、泊まったのかというと、こんな所↑。ゲストハウスってやつです。
もう普通のアパート(アパルトマン)の一室で、隣にはホステス(貸主さん)のおばさんが壁一枚隔てて住んでいるし、生活感アリアリでしたがこれが予想以上に良かった。なんだか「のだめ」みたいな素敵な建物だったし、ホステスもとっても良い人過ぎて朝食も美味しすぎて、最高でした。ホテルのサービスを求めたらガッカリするかもですが。
あぁ、あのバゲット朝食をまた食べに行きたい…。
パリ市内の観光は、行きたい所を全部ギュっとまとめて頑張った!って感じでした。
美術館いくつか、チャペルとか諸々の観光地、美味しそうなビストロなどなど。
元々、パリとロンドンで美術館を見まくって、その合間にプロバンスで休憩するというのが今回のテーマ/プランだったので、それはまさしくその様になりましたね。
大好きなミロの作品に偶然ポンピドゥでお目にかかりました。前回行ったときはなかったと記憶しているので、これはビックリ&嬉しかったです。素敵でした。
しかしやっぱり大きいですねぇ、ポンピドゥは。どこまで続くんだという広大なスペースに名作がところ狭しと並べられていて、よく分からなくなりました。いやはや。
こういう美術館に行くと毎回思いますが、一日いっぱい使って尚且つ数日使って自分の見たい作品と向き合ったりしながら見るのが正解なのかもしれません。
さらっと通り過ぎちゃうのはあまりにももったいない気がしました。しょうがないけど。
で、実は一番期待していた(けど無いだろうなぁと思っていた)作品がこれ↑。
前回行ったときは同じシリーズの表面が凸凹のものしか展示がなかったのですが、今回は…ありました!!イヴ・クラインの名作。この深みのある青。IKB。最高ですね。
そして、実は前回行きたかったのに行けなかった一番の観光名所がここ。凱旋門。
遠目で見たことは見たのですが、せっかくだから登りたいですよね。はい。
上まで行って正解でした。噂だと、エッフェル塔の上はそもそもチケット買うのに凄まじい行列になる上に風がすご過ぎ&高すぎであんまり…とのことだったので、楽しめる限界の高さかな?と思った凱旋門に行きたかったのです。
上からの景色はもちろんですが、ひねくれ者の自分としては、普段イメージすることのない下からの凱旋門なんかも非常に興味深かったです。(他にはミロのヴィーナスの後ろ姿とかも好きですね!)結構手が込んでるんですね、よくこんなものを作ったものです。
では最後に、例のホステスさんから教わったパリの見どころを一つご紹介。
これ↑、どこからの景色か分かりますか…?
正解は、ラファイエットの屋上!
今回はあまりガイドブックを読まなかったので分かりませんが、他の高所系名所に比べて圧倒的に人が少なかった上に景色もキレイでしたので、もしかしたら穴場かも?
パリの屋根が一望できてかなり素敵でした。晴れた日に是非オススメ。
さすがラファイエットでした。美しい。もちろん入るだけなら無料ですし。
治安は最悪だし、天気も微妙だし、外食は高くつくけど、やっぱりパリはパリ。
街のどこをとっても絵になるし、ご飯は美味しいし、最強の観光都市でした。
ただ、ひとつ思ったのは、パリの中心部と環状線の外側との落差?があまりにも大きすぎるなぁということ。街並みも美しいまま保存して、まるでテーマパークみたいに整理された美しい都の外側に、住民の殆どが低所得層の移民で構成される別のパリがありました。
東京はどこもかしこも大して代わり映えのしない街並みで、特に古くからの歴史とか文化を感じられるような場所は少なくなってきているし、色々な意味で観光の占める比重があまり高くないと思うわけですが、一概にそれが悪いとも言えないなぁと思いました。
やっぱり住むなら東京は素晴らしく便利ですし。なにより治安は最高ですね。
深夜1時くらいに、一人で出歩けるパリがあれば最高なんだけどなぁ。なんて。
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