2/10/2011

Be in Music

今日は音楽サークルの、アイリッシュ音楽をやるグループのミーティングに行ってきました。
パラパラと人が集まってきて、誰かが演奏し始めて、気付くとみんなで曲を演奏している。見たいな感じでした。アイリッシュ伝統のセッション方式ですね。

で、ブルース等と一緒でアイリッシュ音楽は特に円環構造になっていて、アドリブ次第で永遠に続けられるのですが、特にセッションではテンポも一段と早く、コードの切り替えとかはグループのリーダー主導で前触れも無く行われるみたいで、その輪の中にいるとどんどん気分が高揚していってテンポも速くなり、上へ上へと昇っていく感じがしたのです。

それで思ったのはやっぱりアイリッシュ音楽はみんなで輪になって一緒に演奏しながら、もしくは聞きながらみんなで作っていくモノなんだな、と。
奥が深いなーって思いました。そして、そういうことをこんな規模でやっちゃうのは流石。



面白いですねー。
こういうのが、ケルトの特徴的な装飾文化とリンクしていたり、ベケットやジョイスに見られような作品の円環構造に繋がっていたりするのかなーなんて思ったりも。やっぱり芸術の国っていうのはこういう国の事を言うのかもしれませんね。

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Maira Gall