気になっていた珈琲店に言ってみました。場所は下谷。上野と鶯谷の間です。
上野から電車が行き交う線路の上を超えて、鶯谷方面へテクテクと歩いてゆきます。
暑い日にはよい運動になりますが、駅前とは言いがたい立地に少しバテ気味…。
この坂↓を下ればそこに見えます、噂の北山珈琲店。
先は長い…見えるのだけど… |
見えた!これですこれです。このなんとも言いがたい存在感。やっと辿り着いた…。
流石に撮りませんでしたが、店の入口には「滞在は30分まで!」との張り紙。
うーむ、一癖も二癖もありそうですね。という印象。かなり入りづらい。
店内に入ると、まずその焙煎香?に圧倒されます。傍らには積み重なった珈琲豆の袋。
自分が入った時点で客はもうお一方のみ。ジャズ音楽とドリップの音だけの空間。
頼んだのは「超深ブラック(¥960)」という一品。濃い目が好きなので。
と、思いきや、一口飲んでこの店の特異さに圧倒されました。濃すぎる、、、。
なんというか、もう素人の自分には分からないくらいの濃さ。濃いというよりも豆の旨みと香りが濃縮された黒い液体。という感覚。初めての体験でした。
一番安い珈琲が¥850〜という値段設定からも分かるように、珈琲道を行き詰めた店主による珈琲好きの為の珈琲のお店といった感じ。厳かでした。
一般人には全く受けそうにない値段とお味だったので、食べログでの賛否両論もうなずける訳ですが、お店としては面白かったです。入った瞬間超異空間でしたし。
少しでも珈琲が好きという方はぜひ一度行ってみることをオススメいたします。
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