2/27/2011
Beyond (Svinalängorna)
今日、映画祭の締めとして観て来たのは、スウェーデン映画のBeyond。昨日までの二作とは打って変わって非常に重たい話でした。ベネチア映画祭で観客賞を受賞しているらしい。
あらすじは、幼い頃に荒んだ家庭環境で育った主人公の女性が、母親の死をきっかけに過去と向き合う。といった感じ。
とてもよかったです。
重い話なのですが、どのカットも美しくて、輝いていて、非常に美しい映画でした。
内容も、重いテーマにきっちりと向き合っていて、観ていてどんどんと入り込んでしまう感じ。
映画を観終わって、映画館を出てもまだ何か頭の中に余韻が残っていて考えさせられるような、こういう映画が久しぶりに観れたのでとてもよかった。
ただ残念だったのは、国民性なのか、それとも日本人が少数派なのか知りませんが、エンドロールが流れ始めると席で客たちが喋り始め、しかも完全に終わる前に会場の電気を付けてしまうという・・・。(個人的には)余韻も台無しにされ、もったいないなーという感じでした。
うーん。アイルランド人の心には響かなかったのかな?
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