母の実家が京都なので、修学旅行とかも含めると何度も京都には行っているのですが、その度に予想外にビルだらけで整然としていなくて驚く事もあって。町ですからね、当然。
ヨーロッパの都市と違って、ひろーい町の所々が綺麗に保存されて開放されているという印象を持っているのですが、どうでしょうか。そんな事無い?町が大きすぎるからしょうがない?
確かに、パリもロンドンも郊外は悲惨な状態の団地があったり、路地裏もまた大変な事になったりしているのも事実ですが、なんとなく京都には期待してしまうというか・・・勝手ですけど。
そんな訳で、金沢はなぜか京都と比較してしまうんですよね。コンパクトで綺麗で。
期待値が低かったというのもあるかもしれませんが、なんか好きなんです、金沢の町並。
今では金沢最大規模の茶屋街になったひがし茶屋街。そこかしこから三味線の音がします。
塵一つ無い石畳と、綺麗に保存された町屋が並ぶ上品な風景。素敵です。
夜は一見さんお断りの結構由緒正しいお高めのお茶屋さんも、お昼だと1000円以下で一休み出来ちゃったりして、非常にお得ですね。美味しかったぁ。抹茶と和菓子。最強のコンビですね。
泉鏡花も小説の舞台にしたこの町には、なんだかミステリアスなところがあるような気がします。ちょっと路地に入るとタイムスリップしたような感じで、不思議。
個人的にはあまり好みではありませんが、観光客はまず間違いなく立ち寄るという由緒正しい飴屋さんもあります。市内に数店舗あるのですが、どこもこの暖簾が掛かっていて、なんとなーく入り辛いような・・・。オンシーズンだとそんな事ないんですけど、人気が少ないと辛いものがあります。
繁華街の裏には武家屋敷跡が。特徴的な土塀と石畳。夕暮れにもなると灯りがともって雰囲気も増します。いいですねぇ。もっと暗い方が更にいいんですが。
ふと目をやると紅葉も綺麗でした。金沢城(跡)の辺りも所々紅葉していました。
今年は去年にも増して紅葉が遅いなんて聞いていましたがどうなんでしょうか。もはや”例年”なんて言い方が出来ないほどの異常気象が続く例年ですが、四季はあり続けてほしいですね。
と、まぁこんな感じで町中ふらふらした訳ですが、金沢はバスが便利ですね。
指定バス会社の路線に一日中乗り放題の500円チケットを買いました。お勧めです。
では、ひとまずここまで。次はいよいよハントン・・・ライス!
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