今日は大学付属の語学学校での授業を受けてきました。サウジアラビア人2人、ドイツ人1人、ポーランド人1人、フランス人2人、日本人5人のクラスでした。
先生はアイルランド人だったのですが、教師生活が長いためか完全なニュートラルアクセントだったのでちょっと残念でした。
で、今日の授業で触れられたのがBloody Sunday。日本では「血の日曜日事件」として知られているようですが、約30年前の昨日がその事件がおきた日だったようです。
簡単に言うと、北アイルランドでデモ運動をしていた非武装の一般市民をイギリス軍が射撃し、死傷者を出したという事件。14人が亡くなりました。
未だにこの事件はアイルランドでは非常に重要な意味を持っているらしく、U2とかジョンレノンとかもコレを題材に曲を作っていますね。ちなみにジョンもポールもアイルランド系です。
プロパガンダじゃないですけど、こういう有名ミュージシャンがこういうことを題材にした曲を何万人もの人が合唱したりしてるのを見ると、やっぱり芸術の力は侮れないなーって思うのでした。人によってはこの事件以上に、この曲の方が長く記憶されたりして。
で、もちろん14人の一般市民が亡くなったっていうのが一番問題なんですが、この事件がこんなにも長く尾を引いていたのは、イギリス政府が非をなかなか認めようとしなかったかららしいのです。やっと2010年にキャメロン首相が謝罪したようですが。
もう30年前の事だし、北アイルランドのことなんて正直自分からしたらどーでもいいけど、やっぱり謝るのは大事って事ですね。
それにしてもとりあえずアイルランドが平和になってよかった。みんな仲良くしましょう。
そして繰り返しますが、アイルランドは平和です。よく誤解されますが、もうIRAは何もしてません。
アイルランドはよい国です。という話でした。
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