6/23/2013

The View @ The Borderline, LDN



The Viewのフルライブ(1時間18分)がネット上で公開!
往年の名曲から最新のチューンまで惜しげも無く披露されております。
生で観て、予想外の歌の巧さにビックリしたカイルさんですが、このライブでは80%くらいの調子かな??それでもバンドとして迫力も有り、最高にかっこ良いです。
日本に…来ないんだろうなぁ。

Trip to London: The favourite city

色々とドタバタしていてここ何週間か更新できていなかった訳ですが、思い出したかのように更新します。記憶が遠のいてきていますが、旅行の締め、ロンドン。

留学中も入れると何回か訪れたことのあるロンドンですが、個人的には世界で一番お気に入りの街の一つです。自分の好きなものがギュッと濃縮されたような街。
音楽、ファッション、アート、演劇、サッカー…などなど。食は微妙ですが。

という訳ですが、この前の旅行では今まであまり行ったことのなかったロンドンを一つのテーマにスケジュールを立ててみました。まずは、実は一回しか観に行ったことのなかったロンドン定番のミュージカル。場所はDominion Theatre。演目はWe will rock you。

やはり皆さん結構カジュアルな格好

お目当てのフレディー様

前回ロンドンで観劇したのはザ・ミュージックという感じのWickedだったので、今回は完全に歌ものということで期待半分不安?半分でしたが、予想以上に良かったです。
さすがロングランと言いますか、さすがロンドンと言いますか、演者の皆さん当然歌唱力は抜群ですし見せ方も衣装も意匠も面白かったです。
唯一気になったのは、ストーリーの内容ですかね。近未来を舞台になんやかんやある訳ですが、ちょっと無理やりすぎたかな?とは言え、有名曲をまんべんなく散りばめたセットリストは圧巻で、まさしく鳥肌モノでした。いいもの見ました。

今度観に行くとしたら、同じ歌ものでもストーリーが一切ないという事で今回は敬遠したThis is itでも観に行こうかなと思っています。ただただ上手い歌を聞きに。


「行ったことがない場所」とはいっても、やはり思い出の場所には足を伸ばしたくなります。高校の卒業旅行?で偶然ホテルから近かったという理由で足を踏み入れた人生初の”パブ”の前まで今回も行ってしまいました。あの動きの遅いおじいさんまだ現役かな…。

テート・モダンから見た対岸

思い出とは違いますが、やはりロンドンに来たからにはテート・モダンにいかないわけには行きませんですね。旅行全体の目的は「アート三昧」でしたし。
相変わらず豊富な品ぞろえで…一日ではもったいないですね。タービンホールも衣替えして結構大掛かりな改装をするとのことでしたから、今度また行く時には完成しているのを楽しみにしたいと思っています。成長を止めませんね、入場料無料なのに。


噂に聞いていた「自分で漕ぎながら前進する移動式パブ」に遭遇しました。アホです。
まじめに見せながら、実はヘラヘラしてこういうことしちゃう人達が愛らしいですね。


「行ったことが無いシリーズ」で今回一番?楽しみにしていたのがこのギャラリー。
その名もSaatchi Gallery。場所はSloan Squareから数分歩いたところ。
アメリカ、ヨーロッパ、中国など世界中で展開する広告代理店サーチ・アンド・サーチ」(Saatchi & Saatchi)の創業者で、アート・コレクターでもあるチャールズ・サーチCharles Saatchi1943年イラクバグダードユダヤ人コミュニティ生まれ)が、自身の個人的なコレクションを展示するため、1985年にロンドン北部に開いた個人経営のギャラリーが始まり。(Wikipediaより)
ということですが、今ではかなり大きなコレクションになっていて、簡単にいえばダミアン・ハーストを見出したアートコレクターのコレクションということだそうです。
で、行った当時はロシアのアーティストのコレクションを展示していました。

ポップな部屋もあったり

広い空間を贅沢に使ったり

見ている人も作品の一部みたいで

遠目で見ると、ただの黒いキャンバス…

近くで見ると、白い点が!笑

みんな気になるみたいですね。笑

個人コレクションから始まったギャラリーと聞いていたので、ここまで大きい会場だとは思っておらずかなりビックリしました。しかも結構刺激的な内容の作品がドバーっと並べられていて、圧倒されました。ギャラリーの印象として特に記憶に残っているのは、「見せ方がうまいなぁ」ということです。細々と作品を並べる展示があったかと思えば大判写真をドバーっと大胆に配置していたり、かと思えば広い空間に1つだけ作品を展示してみたり…見ている方も飽きずに、常にワクワクしていられるギャラリーでした。


ちなみに、一番ビックリした作品はこれ↑
ただのピカピカ光る床の空間かと思いきや、したは全てインクが敷き詰めてあると。
言われてみれば凄い匂いでした。こういう作品はぐわっと観点がひっくり返されるような感覚があってわかりやすいし面白いですね。


と、いう感じで充実したロンドン旅をしてきたわけですが、締めのスイーツは今回の旅で得た一番大きな発見の一つである絶品マカロン(by Pierre Herme)で。
大盤振る舞いで食べたいものを食べたいだけ買っちゃいました。笑
いやぁ、やはり美味しかったぁ。マカロンは世界を救いますね。


そうそう、偶然なような偶然じゃないようなですが、ちょうどロンドン滞在中に3月17日(Sr. Patrick's Day)を迎えまして、お気に入りのポートレートギャラリーに近いトラファルガー・スクエアではイベントが行われていました。懐かしかったー。
勝手に第二のふるさと?だと思っているアイルランド。そして実は初の海外旅行先でもあったイギリス・ロンドン。色々とつながった気がした瞬間でした。勝手に。

いやぁ、マカロン食べたい。(ただしピエール・エルメに限る)
© TokioObscura
Maira Gall