3/01/2011

David Sherry @ MTS

ダブリンはとても小さな町ですが、その割には美術館とかが結構点在していて日々楽しませてもらっています。こういうところにイギリスの伝統が残っているのか、入場料は基本的に無料なのもいいところ。
で、前記事にもしたRHAとかIMMAもオススメなんですが、穴場中の穴場で自分が一番お気に入りなのがコチラ。Mother's Tank Station


非常に不思議なギャラリーです。
開いているのは木曜から土曜日の週3日の12時から18時まで。七月八月は閉館するようです。
しかも一番面白いのは、入るのにはインターホンを押さなければいけないというところ。
インターホンを押すと、ギャラリーの方が出てきて、お招きしてくれるのです。写真の右下に見える白い倉庫みたいな建物なのですが、初め行ってみても入り口が分かりにくすぎて困惑しました。

自分が行くときはいつも自分以外誰もいないことばかりで、不思議な場所だなーって思います。ただ、毎回とても面白い展示をじっくり見て周れるのも素晴らしい。ギャラリーの人は上のプライベートスペースにずっといるので、気になる事もありませんし。

で、今開催中なのがDavid Sherryという人の展示。彼のサイトも面白いです。
今までに彼がやったパフォーマンスの中で面白いと思ったのが、"Running for the bus"ってやつ。ショッピングバッグを両手に抱えた彼が、一日中バスに乗り損ねて追いかけるという(笑)
よく分からないけど、”日常の非日常化”とか”無意識の意識化”とでもいうのか、作品として分かりやすくて凄く面白いなーって思いました。



で、今回は写真、彫刻、映像、ペインティング、インスタレーションをいり混ぜた展示らしく、なんだかコレも面白そう。今月26日までなので、忘れないようにしなければ。

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Maira Gall