12/22/2013

Coffee break @ Daiboh Coffee shop, Omotesando

いつか雑誌で見てから気になっていた、日本三大珈琲店の一つにお邪魔してきました。
その名も大坊珈琲店。場所は表参道でございます。喧騒の中にひっそりと佇む老舗店。

ひっそりと佇む。
気にしなければ素通りしてしまいそうになる小さなお店でした。大通りから中に入り、急な階段を登った2階にそのお店は有りました。休日のお昼時だったので、やはり行列が。
その厳かな雰囲気に写真を撮る気にはなりませんでしたが、珈琲の美味しさは絶品。
メニューも独特で、豆のグラム数と淹れるお湯の量を選択するというオーダー形式。
濃さ順にNo.1から5まで(だったかな?)番号が振ってありました。

まずは入門編ということでNo.3を頂きましたが、あまりの美味しさにその後一旦店を出た後に舞い戻って再び立ち寄ってしまいました。2杯目はNo.1を。
No.3のスッキリとした味わい(それでもかなりパンチのあるお味)とはまた違った濃厚な珈琲はまさに「お金を払って飲む価値のある珈琲」という一品でした。個人的に。
建物の改修工事が原因なのか、年内での閉店が予定されているとのことでしたが惜しい。
そこらで飲む珈琲とは違って、珈琲の香りと味が体に染み渡るような感覚。
いつかの北山珈琲店にも似た異次元の珈琲空間はタイムスリップしたかのようでした。

店主の大坊さん以外にも数名の店員さんが慣れた手つきでネルドリップする姿は一見の価値有り。大坊珈琲店の継承者としてどこかでまたお店を構えたりするのでしょうか?

通りを一本入ると昔ながらの団地があったり…
スパイラルでの展示?
なかなかおもしろそう…!
青山は、古いものと新しいものが入り混じっている不思議な街というイメージ。
この日はお気に入りのワタリウム美術館にも行ってまいりましたが、開催中の斎藤陽道展も素晴らしい内容で、なんだか非常に充実した一日となりました。
こういう楽しいことが沢山あるから、やっぱり素晴らしいですね、東京。

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Maira Gall