8/26/2012

Boy And Bicycle - Ridley Scott

リドリー・スコット監督と書いて思い出した事が。



世界中でニュースになったトニー・スコット監督急逝の一報ですが、このトニー・スコット監督がリドリー・スコット監督の兄弟だった事は実はついこの前まで知りませんでした。凄い兄弟ですね。

で、このスコット兄弟が監督主演で作ったショートフィルムがあるんですね。
これが当時ロンドンで大学生生活を送っていたリドリー・スコット青年の初監督作品。

wikiによると、後のブレードランナーやエイリアンで多用される立ち並ぶ煙突とそこから吹き出る煙といった構図が既に確立されている・・・との事。分かるような分からないような?
いずれにしても、大学生とは思えない出来な気がしました。当時彼の才能にほれ込んで、音源の使用許可を要請された作曲家はわざわざ新譜を書き上げたなんて逸話も。

一層新作に興味が湧いてまいりました。
そして、さようならトニー・スコットさん。

Unidentified Flying Object

色々と忙しくて、気付いたらもう8月も終わりかけていますね。こんばんは。
というわけで、今日はUFOについて。あの空を飛ぶ変な形のアレです。アレ。


そんなに"オカルト"が好きなわけではないんですが、UFOについてはちょっとだけ興味が。
だって、あまりにも目撃数が多いし、なんか変な形だし、長年話題になり続けているし。

ですが、自分は宇宙人が乗っているとは思っていないんですね。
じゃあ何が乗っているのかと言うと!!それは"人間"だと思っています。
2012年の我々よりもずーっと先の未来を生きている人間たちですね。要は、未来の人間たちがタイムワープして我々の時代を見に来ているという訳です。
と言うのも、UFOが目撃されるのは何故か知らないけど有名な観光地とか、歴史的瞬間とかが多いと思いませんか?

排気ガスの層が太陽の光を遮断するようになった為に、森林は姿を消し、酸素濃度が急激に低下した地球上ではマスク無しで外を出歩く事さえできない状態となっていた。
人々は薄暗い地中に都市を作り、人口の設備の中で味気ない生活を送っていた・・・。

2300年くらいには、たぶんこんな状態になっているでしょう。恐らく。きっと。
で、もし自分がそんな環境にいたら、古き良き時代の地球を一目見てみたいと思いますね。
特に、学校で教わる歴史的場面とか、話に聞いた事がある美しい自然とか。
そりゃもう必死でタイムマシン作りますね。自然な流れだと思いますよ。

という訳で、UFOはタイムマシンなんです。
未来の地球人は、UFOから地球を見下ろしてきっと大興奮ですね。で、号泣。
ちなみに、一機で来たり数十機で来たりしてますが、それはシーズンによって旅行に閑散期があるのと同じで、未来の地球でも各ツアーの催行人数にはばらつきがあるんだと思います。
あと大事なのは、絶対に地上に降り立ってはいけないと言う事。過去人と交流してはいけない的なルールがあるはずです。だって、何か良くなさそうだから。

で、この話を裏付けるのがグレイの存在ですね。例の目が大きくて手足が長いヤツ。
あれは、劣悪な環境で楽をして進化/退化を遂げた未来の我々の姿なんです。
なるほどですね。辻褄がピッタリです。


故に、もし万が一UFOを見かけた場合はそっと見上げて手を振ってあげたらいいと思います。
彼らもきっと感動するでしょう。直接交流する事は叶いませんが・・・。違法ですから。
文明の発達と共に、自然を失う。UFOを見るたびに、我々は反省するべきなのかもしれません。

で、何故突然UFOの事を書いているかと言うと、リドリー・スコット監督最新作のプロメテウスが観たくてしょうがないからです。絶賛している人があまりに多すぎて。気になる。
そういうことです。はい。おやすみなさい。

8/07/2012

Franz Ferdinand - Outsiders @ Lollapalooza



先日開催されたLollapaloozaフェスティバルでのプロショット映像。
日本でも(大)人気のフランツ・フェルディナンドですね。素敵です。

確かあれは自分が中三だった頃なので、7年前かな?友人と二人で武道館までライブを観にいった記憶があります。インフルエンザでしたがお構いなしでした。周りの人には申し訳なかった・・・。

で、あの武道館がまるでクラブみたいになって、みんなが音楽に合わせて飛び跳ねていて、地面が揺れて、ミラーボールとレーザーとでギラギラ光っていて・・・それは夢のようで最高でした。
そんな中でも特に印象に残っているのが、この↑Outsidersの全員ドラムプレイでした。
もう彼らのライブでは定番みたいですが、この動画でも5分過ぎ辺りから何人かでドラムセットに集まって叩きまくるんですね。カッコイイ。コレが好きなんです。カッコイイ。

という訳で、今年はサマソニにも出演する彼ら。恐らくサマソニには行かないので、近いうちに単独公演があったら行きたいなーなんて思っているのでした。どうかな?

8/04/2012

Irish music as a theme of thesis...?

大学生活も残すところ半年と少しとなり、最近はゼミ論(≒卒論)の事を考えたりしているのですが、折角10ヶ月もアイルランドに住んでいたし、アイルランドに関係した事でも書こうかな、なんて。
で、改めてアイルランドの音楽を聞きなおしているわけですが、いい。とてもいい。

正直、アイルランドに行く前はあまり”ケルト”的なものに対して特別な感情は無く、その音楽に対してもむしろ(聞かず)嫌いだったのですが、アイルランドに着いてみてパブに行ったりしている内に、そこで流れている音楽がとても心地よくて楽しく感じるようになっておりました。不思議ですね。
住めば都的な事なのかもしれませんが、今では聞くと元気が出る音楽だったりもします。



というわけで、分かりやすいパブ音楽の例↑。エニスという、アイルランドの中でもとびっきり伝統音楽が盛んな町のとあるパブの様子。この町だとかなり歴戦のベテラン演奏者が多いとは思うのですが、おそらく彼らのほとんどは農民だったりしてプロではないはずです。ここが凄いところ。
夜な夜な彼らは馴染みのパブに集まって自然と演奏が始まるんですね。
もちろんチャージ料なんて取られませんよ!勝手に演ってるだけなので!ただ、さりげなくギネスを差し入れたりするのはアリですね。そういうのも素敵すぎます。



これ↑は結構モダンな感じのアイリッシュ音楽ですね。
ライブスタイルでかなりエキサイティングな演奏になっています。こういうのは、”伝統音楽”でありながらも若者から老人まで幅広くみんなが楽しむからこそ生まれるのかも。うらやましい。

アイルランドの文化を見ていて感じるのは、アイルランド人が彼らの文化を本当に愛して守っていきたい!という強い思いですね。音楽もダンスもパブも自然も言葉も。
イギリスとの複雑な関係を経たからこその愛国心は、とっても強い。興味深いですね。

なんて考えたり。うーん、どうやって論文にしようかな・・・。

8/03/2012

Stairway to Yokosuka

以前記事にもしたように、最近はTumblrにハマっているのですが、そこで面白い事がありました。
自分がアップした投稿(写真とかテキストとか)がシェアされるとその数字が見られるという仕組みになっているのですが、なぜか横須賀を散歩中に撮った一枚の写真が10人以上の見知らぬ人たちにシェアされていることに気付いたのでした。その写真がこれ↓


なぜでしょうか・・・。”横須賀”というタグは付いているので、横須賀に思い入れのある横須賀人達がシェアしてくれているのは分かるのですが、他にも、メタルバンドの写真ばかり集めている人とか日本のアニメが好きそうな外人さんとか・・・。 でも、よくよくシェアしている人のプロフィールを見ると、”アメリカと日本で育った”とか書いてあったり、もしかしたら米軍の関係で横須賀に住んでた事があるのかな・・・?とか、愉快な想像をしたりしてみたりしなかったりしているわけです。 要するに、色んな人達が何かしらの縁で繋がっているのが目に見えて面白い。という事でした。
Tumblrって、色んな人の宝箱を除き見てるみたいで不思議な感じですね。素敵です。

7/31/2012

先日のおやつ - バニラ・スフレ

ワタリウムの帰りに、ベルコモンズ4Fにある星乃珈琲でお茶してきました。おやつも。
パンケーキが有名みたいですが、なんと焼き上がりに20分かかるとのこと!
まぁ、時間に限りがあるわけでもなかったのでゆっくり待つ事に。
ちなみに、頼んだのは「バニラスフレにソフトクリーム&イチゴジャムとっぴんぐ」でした。

きたよ!ふわっふわ!

待つ事十数分。出てきたのは期待を上回るふわふわ感のバニラスフレでした。↑画像参照。
よく分からないまま「スフレ」を頼んだのですが、パンケーキとは全く違うフランスのお菓子みたいで、オーブンから出した瞬間だけは写真のように皿の上にふわふわ生地がはみ出しているものの、数分でしぼんでしまう不思議なお菓子みたいで。本当にふわふわ。で、溶けちゃうの。

熱々でふわふわのスフレに冷たいアイスを乗っけて美味しくないわけがありません。最高。
また一つ、好きなお菓子が増えてしまったのでした。

Turning Around @ Watarium

ずーっと気になっていた「ひっくりかえる展@ワタリウム」に行ってまいりました。
岡本太郎の壁画の1件などで話題にもなったChim↑Pomとか、TED動画が拡散されて一躍有名になったJRとか、はたまたロシアのアーティスト活動家VOINAとか、MXの町山松嶋でも取り上げられていたイエスマンの偽NY TIMESなどなどが紹介されていたわけです。


反原発、反体制、反権力・・・そういった分かりやすいテーマの周辺に散らばる諸問題に対して、アートを使ってアプローチしていく人たちもいるよ。という感じ。

面白かったです。とても挑戦的な展示だったと思います。
ですが、一方で、個人的にはネットやテレビなどを通してどこかで見たことのあるものが半数近かった為に、こんなもんか・・・と思いました。もちろん、ココでしか見れない作品もありましたが。

で、個人的に興味深かったのは、”作品・情報を集めてきて展示空間に置く”行為=まさしくキュレーションであって、個々ではバラバラなモノでしかないアイテムに共通項を見出して分かりやすいように(時には主張に沿うように)並べなおす。構成する。ということの重要性というか面白さでした。

将来的に3Dプリンタとかデジタル技術とかがどんどんと発展していくと同時に、ほぼ全ての情報がパブリックに公開されるようになっていく(?)と、これまで崇められてきた美術的価値の高い作品の質感とかが誰でもどこでも再現出来るようになっていくのかもしれません。
その時に美術館とかギャラリーに求められるのは、新たな才能を発掘する力であり、洪水のように溢れる情報・作品の中から足を運ぶ価値を創造することだと思うのです。
コレって難しいですね、きっと。でも実現したら面白い。期待は膨らむばかり。

7/28/2012

Sakaguchi v Miyadai


Video streaming by Ustream
最近気になっているのが、新政府初代内閣総理大臣の坂口恭平さん。
Twitter上で水道橋博士が猛烈にプッシュしていたから何かと思ったら、とんでもなく怪しい「新政府総理大臣」という肩書き。はて、アーティストなのかな?と思いました。

で、upされていたこの↑動画を拝見したところ、面白い。なるほど。
これまでにない人材ですね。もしかしたら天才かも、と思いました。
詳しくは上の長ーい動画を見てもらえれば分かると思うのですが、要は、現在の野田内閣があまりにも頼りない(≒無政府状態)という現状を受けて、新しく自分で政府作りました。という事。
で、この坂口さんが初代総理大臣に就任したという事だそうで。

ここまで書いていても、明らかにオカシイ。ふざけているとしか思えない。
ではなぜこのふざけた坂口さんが凄いのかというと、その冷静さ。
本人も繰り返し言っているように、どこまで本気で新政府を作ってモバイルハウスを宣伝しているのか分からないけれども、実は一歩引いて冷静に物事を眺めていて、その上で面白おかしく、そして誰にでも分かるシンプルさでいろんなことに挑戦していっている。
口先だけじゃなくて、行動が伴っているのも信頼がおける。

ただ、主張してることがあまりにもシンプル過ぎて怖いという面も。
分かり易い方に安易に流れていってしまうのは問題なので、少し考える必要はある気もするのですが、一方で「よく分からない事は何か間違ってる!」というのも一理あって。
考えすぎずに、信じてみる&やってみる。っていうのは大事かもと思うと共に、実は坂口さんがちゃんと勉強してきたように、知ろうとし続けることも大事かも。と思ったのでした。

「血のDNA」をもうちょっと信じてみようと思ったのでした。少しはあるかな。

7/18/2012

Asakusa - divine favour for 46,000 days of worship!

先日は浅草浅草寺へ四万六千日のお参り(ほおずき市)に行って参りました。
というのも、昨年も同じくこの行事に参加していたのでせっかくだから今年も!と。


ところで、四万六千日というのは4万6千日分お参りしたのと同じご利益が得られるという特別な縁日でありまして、4万6千日というと実に126年分ものご利益な訳です。
126年分お参りしたご利益がどれくらい効力を発揮するのかは不明ですが、かなりの期間ご利益にあやかれるのではないかと確信しています。

晴天のこの日でしたが、平日ということもあってかそこまでの凄まじい人手でもなく、かといってガラガラでもなく、非常にちょうどよい感じの雰囲気が漂っておりました。
ただ、仲見世のお店は7時くらいに閉まってしまうので、お買い物が目的の場合は注意です。
縁日なので屋台もいっぱい出ていて、(食べませんでしたが)楽しかったです。

去年も行ったという事は、合わせて9万2千日分のご利益・・・なのかな。なんて。

7/17/2012

The world of sharing - Tumblr

お久しぶりです。何日振りでしょうか。更新をしておりませんでしたm(__)m
というのも、元々やっていたTwitterとこのBloggerに加えて最近新たにもう一つSNSに手をつけてみたからなのです。そのSNSとは、Tumblr。ご存知の方も多いでしょう。

大分前に、ミニブログや!簡単や!とか言われて始めた人も多かったと思いますが、ちょうどその頃このBloggerを始めたところだった為に「うーん、もう一つBlog持ってもしかたないし。」と思って、今の今まで手をつけずにいたのでした。


で、とあるきっかけで始めてみたら、これがまた愉快。なんたって簡単なの。

Twitterもかなりシンプルではありますが、そうはいっても何かしらwordが必要で少し手間が要る。一方Facebookは写真を見せたりリア充感を出しまくるにはいいSNSですが、ふと気になったページとか写真とかをどかどか連投するのは気が引ける。
そしてこのBloggerはというと、最低でも141字以上は何かを書かないといけない気がしてしまう。
というわけで、スクラップブック的なブログ的なものとしては非常に便利で使い勝手のいいサービスだという事に気付いたのでした。


更に個人的にツボだったのが、それぞれのSNSのいいところ取りみたいなサービスに仕上がっているという所でした。具体的には、
・ページデザインが自由(Bloggerみたいにテーマが選択できる)
・TLがある(Twitter、FBみたいにフォローし合ったり出来る→TLに流れる)
・タグがある(Twitterのハッシュタグと同じで、キーワードでつながれる) などなど...

ですが、これらの特徴に加えてもっとも大きい魅力なのが、お手軽さでしょう。
特に、
・文字が要らない→言語の壁が無い→つながりやすい!
・写真が並ぶ→見た目で雰囲気が分かる→趣味趣向が一目瞭然!という事。

写真というとPinterestも話題でしたが、Pinterestはデザインの自由が無いという点でやはり軍配はTumblrにあがるかも。上で、趣味趣向が~と書きましたが、デザインを自由に変えられるということもこの要因に大きく影響していると思います。センスが出やすいというか。

で、嬉しいのは、フォローされて無い人からリブログ(リツイート的な事)をされて小バスりした時。
感性とか趣味だけでつながったりすることを視覚的に目に出来るっていうのは新しい時代だなぁと思いますし、やはり嬉しいなぁと感じるのでした。

と、いうわけでこちら↓も見たりしてもらえると少し嬉しかったりして。
http://ytc-s.tumblr.com/
ブログで書くほどの事ではないくらいの小さい何かを詰め込んでおります。ではまたどこかで。
© TokioObscura
Maira Gall